こうしてアルバムはCDラックの飾りに。
ところがふと思い立って、iTunesに取り込んでAirPlayで何度か聴き込む内に、とてもいいアルバムだと感じるようになりました。
なんというか、日常の時間の流れから抜け出して、ゆったりとした時間の流れに身を任せる、そんな感じです。
そしてそのゆったりとした流れに身を任せるのは、とても心地いいです。
「listen to the love」という副題が、まさにピッタリ!
そんなアルバムですから、一つ一つの曲は流れの中にあって、川の中の岩のように流れを止めて際立つことはありませんが(そこが素晴らしいと私は感じます)、やはりお気に入りの曲はあります。
特にお気に入りは、『覚醒 ~ open your eyes ~』です。
私は、ティム・バートン監督の闇の中の光こそ美しいという言葉を思い出します。